
キャッシュフローファイナンスは2017年2月にスタートした新しいソーシャルレンディングです。
不動産に特化したファンドを取り扱っており、独自の案件も多いことから投資家の評判も高くなっています。
そんなキャッシュフローファイナンスですが、どのようなサービスを提供しているのでしょうか?
この記事ではキャッシュフローファイナンスの評判と口コミを徹底調査していきます。
Contents
キャッシュフローファイナンスとは?仕組みを解説
キャッシュフローファイナンスはクラウドファンディングの1種
クラウドファンディングはインターネット上で不特定多数の人から資金を調達するプラットフォームです。
従来のように銀行などの融資元を通す必要がないため自由で円滑な資金調達が可能になっています。
当初は懐疑的な目もありましたが、現在ではベンチャー企業への出資、防災や市民ジャーナリズム、災害復興支援金、フリーソフトウェアの開発、個人法人のプロフェクトなどさまざまな事業で利用されている資金調達方法です。
欧米を中心として発展してきましたが今後はアジアにシフトしていくと考えられ日本でも人気の投資手法になっています。
クラウドファンディングの種類は4種類ある
クラウドファンディングは投資家へのリターンによって「寄付型・投資型・融資型・購入型」の4種類に分けられます。
融資型は「貸付利子」、購入型は「モノやサービス・権利」、投資型は「事業利益」などがリターンに充てられます。
特に投資型は事業利益を分配するファンド投資型、株式を提供する株式投資型などがありますので多様で安定した資産運用が可能です。
寄付型は全額寄付という形で付与されるので投資家へのリターンがなく、「災害復興」や「ふるさと納税」などの支援色がつよいクラウドファンディングに利用されています。
キャッシュフローファイナンスの種類
キャッシュフローファイナンスはファンド案件から安定した収益を受けとれる「融資型クラウドファンディング」です。
キャッシュフローファイナンスの関連会社が保有している不動産を第三者に賃貸することで、元本と毎月の利子収入を得ることができます
ソーシャルレンディング初となるコインランドリー事業を取り扱ったことでも有名で、投資家からの評判も高くなっています。
キャッシュフローファイナンスの特徴
案件数 | 1007件(2018年9月現在) |
手数料 | 入出金手数料以外は無料 |
平均利回り | 7~12%前後 |
運用期間 | 3か月~12か月前後 |
実績 | 成立ローン額36億円以上、分配金実績19億円以上(2018年9月現在) |
リスクや保証 | 特に問題はなし |
最低投資額 | 2万円 |
運営会社 | 株式会社Cash Flow Finance |
使いやすさ | 初心者は難しい |
案件数
キャッシュフローファイナンスでは2018年9月現在で1000件以上の貸付件数を誇っており、業界の中でもローン実績が多いソーシャルレンディングです。他のクラウドファンディングにはないコインランドリー案件を取り扱っていることで投資家からの評判も高くなっています。
手数料
キャッシュフローファイナンスでは入出金に伴うふぃりこみ手数料のみを負担することになります。ファンド運用手数料も無料なので投資家からの評判も高くなっています。
平均利回り
キャッシュフローファイナンスの平均利回りは7~12%前後と比較的に高く設定されています。運用期間は3~12ヵ月前後に設定されており短期間で安定したキャッシュフローを得ることが可能です。
実績
キャッシュフローファイナンスは2017年2月にリリースされた新しいソーシャルレンディングですが成立ローン額が36億円以上、分配金は19億円以上と順調な運営をしています。
案件数に対する返済率は5割をこえており貸し倒れの報告もないのが評判です。
運営会社
キャッシュフローファイナンスは株式会社Cash Flow Financeによって運営されている融資型クラウドファンディングです。
代表取締役の根本貴宏氏は投資資金を直接貸し付ける関連会社の筆頭株主となっている人物で、ゴールドマンサックスでの不動産事業の経験をもちキャッシュフローファイナンスでもそのノウハウを生かした融資を実行していることで有名です。
不動産投資のプロである根本氏が投資家の資金を集めて運用することで、安定したリターンを提供する不動産ファンドとして知られています。
最低投資額
キャッシュフローファイナンスの最低投資額は2万円からになっています。
小額から投資可能なので資金の少ない個人投資家でも気軽に利用可能で、安定したリターンも期待できるので初心者投資家の方にもおすすめです。
リスクや保証
キャッシュフローファイナンスの不動産ファンドには担保がついてませんので、他のソーシャルレンディングと比べても満足な保証体制が整っていません。
しかし、中長期的にキャッシュフローが見込める一定の条件をクリアした案件のみを対象としているので一定のリスクヘッジは保証されています。
使いやすさ
キャッシュフローファイナンスは少額でコインランドリーや体験型エンターテイメント施設などに投資できるのでリスク分散ファンドとしても利用できますが、担保や保証がないため初心者には使いづらくなっています。
キャッシュフローファイナンスの評判や口コミ
キャッシュフローファイナンスの評判は以下のようなものが多かったです。
- コインランドリー案件など珍しいファンドが多い
- 担保や保証がないのが不安
- 手数料が安い
キャッシュフローファイナンスの口コミや評判で悪いものはありませんでした。
キャッシュフローファイナンスは賃貸設備やテクノロジー事業などに投資できる融資型クラウドファンディングです。
特にコインランドリー案件は業界で初めて取り扱ったこともあり、分散投資先として評判が高くなっています。
株式会社Cash Flow Financeが不動産案件を選定して、第二種金融商品取引業者であるmaneoがファンド募集を行う事業スキームになっていますが、ファンドには担保が保証がないものが多いので物足りない印象を持つ方もいらっしゃいました。
投資資金は株式会社Cash Flow Financeの関連会社を経由するため代表取締役である根本氏の不動産事業のノウハウがリターンに反映されるソーシャルレンディングなのも特徴です。
担保がないですが魅力的な案件を取り扱っているので中級者以上におすすめのソーシャルレンディングといえます。
キャッシュフローファイナンスの体験型エンターテインメント施設ファンド。
なんか怪しいやつかと思ってネタで見てたけど、実は割と良い案件なんじゃないか。
Studio Make-Overhttps://t.co/DXJ8ISiYDO— 川凸(☎︎ω☎︎)凸 (@a0_nori) 2018年4月11日
「太陽光ABL」の件もそうだけど、アセットファイナンスとプロジェクトファイナンス等のキャッシュフローファイナンスの本質的な違いって、金融関係者の間でどの程度認識されてるんだろう。そう言えば、昔「事業の証券化」とレバレッジドファイナンスの違いで悩んだことがあった。
— Dolphin (@Yo_Dolphin) 2018年9月2日
キャッシュフローファイナンスで必要な手数料はいくらか?出金手数料や運用手数料
手数料 | |
口座開設費 | 無料 |
口座維持手数料 | 無料 |
入金手数料(デポジット手数料) | 振込手数料は投資家負担 |
ファンド運用手数料(営業者報酬) | 無料 |
ファンド取引手数料(成約手数料) | 無料 |
ファンド契約解除手数料 | 基本的に途中解約禁止 |
払い戻し手数料(出金手数料) | 振込手数料は投資家負担 |
口座開設費
キャッシュフローファイナンスの口座開設費は無料です。リスク分散先のソーシャルレンディングとしてお試しに口座開設することもおすすめです。
口座維持手数料
キャッシュフローファイナンスの口座維持手数料は無料になっていますので、開設しておけば好きな時に投資をはじめることができます。
ファンド投資するときに必要な手数料
入金手数料(デポジット手数料)
キャッシュフローファイナンス口座に入金するときは振込手数料を負担することになります。
キャッシュフローファイナンスは三井住友銀行が取引銀行になってますので、同一口座をもつことで手数料を安くすることが可能です。
もし用意できないなら振込手数料が無料なネットバンクにしてください。例えば、ソニー銀行は振込手数料の無料枠が月に数回付与されておりデポジットに活用できます。
ファンド運用手数料(営業者報酬)
キャッシュフローファイナンスのファンド運用手数料(営業者報酬)は無料になっています。一般的なクラウドファンディングでは期待利回りの数%を支払うので投資家の評判が高くなっています。
ファンドの取引手数料(売買手数料)
キャッシュフローファイナンスの取引手数料は無料になっています。
取引手数料とは成約した時に投資家が支払うコストのことで、一般的には1~3%の設定になっています。
基本的にファンド運用手数料を設定しているので無料になっているところが多いですが、キャッシュフローファイナンスではどちらも無料になっています。
その他の手数料
ファンド契約解除手数料
キャッシュフローファイナンスはファンドの契約を一方的に解除することができません。
基本的にソーシャルレンディングは投資したファンドを途中解約することができませんので、「1社or1案件に過剰に集中しない」といったリスクヘッジをすることになります。
払戻し手数料(出金手数料)
キャッシュフローファイナンス口座から出金するときはデポジットの時と同様に振込手数料がかかってきます。
キャッシュフローファイナンスは三井住友銀行が指定口座になっているので同一口座を利用することをおすすめします。
まとめ
キャッシュフローファイナンスの評判と口コミを紹介しました。
キャッシュフローファイナンスは不動産ファンドに特化しているソーシャルレンディングです。業界で初めてコインランドリー案件を取り扱ったこともあり、リスク分散先としても投資家からの評判も高くなっています。
担保や保証付きの案件がないので初心者には向きませんが、一定の条件を達成したファンドしか取り扱っていないので安定したキャッシュフローが期待できるのが特徴です。
入出金の振込手数料以外は無料で利用できるので中級者以上におすすめなソーシャルレンディングです。
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