
「ビットコインを買うのに必要なものは何?」
「いくらから投資できる?少額でも買える?」
暗号資産(仮想通貨)の最大のメリットは身分証明書とスマホさえあれば、お小遣い程度の資金で気軽に暗号資産(仮想通貨)投資を始められることです。
ビットコインの売買は暗号資産(仮想通貨)取引所(販売所)と呼ばれるWEBサイトで行われます。取引所に自分専用の口座を作成し、日本円を送金することでビットコインなどの暗号資産(仮想通貨)を購入することができます。
取引所によっては未成年でも親の同意書があれば口座開設できるので高校生や大学生でも投資を始められますよ。
この記事では、今すぐにビットコイン投資を始められるようにオススメの取引所や暗号資産(仮想通貨)を買うまで流れを画像付きで易しく解説します。
Contents
暗号資産(仮想通貨)・ビットコインとは?
そもそも暗号資産(仮想通貨)・ビットコインとは何か?について簡単に解説します。
暗号資産(仮想通貨)とはブロックチェーン技術という改ざんすることが困難なプログラムによって自動的に発行され・流通するデジタル通貨です。
国や中央銀行の管理を必要としないので、管理コストがかからず、価値も国際情勢に左右されません。
電子マネー・クレジットカード・暗号資産(仮想通貨)の特徴&違い | |
暗号資産(仮想通貨) | 法定通貨(日本円やドル等)の影響を受けない電子通貨。
暗号資産(仮想通貨)で取引する人がいる限り、自動で発行・流通を管理するシステムが動く。 これにより、価値がゼロになることはほぼない。 |
電子マネー | 法定通貨(日本円やドル等)がベース。
発行元の提携店でしか利用できない。換金できない場合・ベースとなる通貨発行国の国際的信用がなくなった場合、資産価値はゼロになる。 |
クレジットカード | 法定通貨(日本円やドル等)がベース。
加盟店で利用できるが、高額な手数料がかかる(日本ではほとんどの場合加盟店負担)。円安になると支払額が高くなるため、国際間決済が使いづらい。 |
2018年9月現在、暗号資産(仮想通貨)には1800種類以上あります。そのうち最も時価総額が大きく・人気のある暗号資産(仮想通貨)がビットコイン(Bitcoin/単位はBTC)です。
暗号資産(仮想通貨)・ビットコインはいくらから買える?
1BTC=70万円前後ですが、まとまった金額を用意しなくても0.001BTC(700円程度)から購入することが出来ます。
こちらの画像はbitFlyer(ビットフライヤー)でのビットコイン注文画面です。
暗号資産(仮想通貨)の購入場所(取引所)によって最小購入単位は異なりますが、1000円あればビットコインを購入することができます。
暗号資産(仮想通貨)で投資するにあたって、FXや株の知識はほぼ不要です。この後説明する暗号資産(仮想通貨)取引所の口座さえあれば、学生でもお小遣いで始めることが出来ますよ。
少額投資可能・ビットコイン以外の暗号資産(仮想通貨)もある
ビットコインでも少額投資できますが、他にも次のような格安の暗号資産(仮想通貨)があります。
- Ethereum(イーサリアム):1ETH=20,000~30,000円
- Ripple(リップル):1XRP=30~40円
- Monacoin(モナコイン):1MONA=100~300円程度
ビットコイン以外の暗号資産(仮想通貨)はまとめて「アルトコイン」と呼ばれています。ここで挙げたように、1単位あたり数円~数百円で暗号資産(仮想通貨)を購入することも出来るのです。
たったの3ステップ!暗号資産(仮想通貨)・ビットコインの始め方
まずは「暗号資産(仮想通貨)取引所」に口座を開設し、取引できる状態にする必要があります。
- 取引所にアカウント登録する(5分程度)
- 本人確認書類提出・手続き(取引制限の解除)
- 日本円を入金する
あとは③で入金した日本円を使って、取引所内で暗号資産(仮想通貨)を購入するだけです。
ここで大事なのが取引所選びです。
暗号資産(仮想通貨)取引所ごとに使いやすさや手数料が異なるので、暗号資産(仮想通貨)投資初心者にオススメの取引所を紹介します。
初心者におすすめの暗号資産(仮想通貨)取引所
初めて暗号資産(仮想通貨)を買う人は、2カ所以上の取引所に登録しておきましょう。
BITpoint(ビットポイント)
即時入金サービス(クイック入金)を手数料無料で利用でき、暗号資産(仮想通貨)の購入・売却にかかる各手数料もかからないお得な取引所です。
今なら新規登録者向けに3,000円分のビットコインプレゼントキャンペーンも実施されています。
bitbank(ビットバンク)
100種類以上のテクニカル分析に対応した高機能チャートが特徴です。ビットコインを含む5種類もの暗号資産(仮想通貨)取引に対応し、そのうちRipple(リップル/XRP)の取引量は世界No.1です。
Ripple(リップル/XRP)は日本で人気のアルトコインで熱狂的なファンがたくさんいます。
取引手数料無料キャンペーンが2019年1月まで延長された今、ビットバンクでリップルをお得に購入するチャンスです。
GMOコイン
ビットコイン以外の暗号資産(仮想通貨)(=アルトコイン)でFXが出来る、世界的に見ても珍しい取引所です。暗号資産(仮想通貨)の入出金手数料が無料なので、初心者でもお得に・安心して使えます。
今ならビットコイン20,000satoshi(=0.0002BTC)プレゼントキャンペーンが実施されています。
DMMビットコイン
外貨FXの証券口座で知られるDMM.comが運営しています。初心者向けの見やすく・使いやすいアプリが特徴です。
ビットコインを含む7種類の暗号資産(仮想通貨)取引が出来るので、リスク分散に役立ちます。
coincheck(コインチェック)
ビットコインを含む9種類の暗号資産(仮想通貨)取引が出来、シンプルで使いやすいアプリが特徴です。2018年1月のハッキング事件が著名ですが、それまでは国内で最も人気のある暗号資産(仮想通貨)取引所のひとつでした。
現在は新規登録受付を停止しています。株取引・外貨FXの最大手マネックスグループの傘下に入り、経営体制を整えています。
bitFlayer(ビットフライヤー)
ビットコイン取引が日本で最も多い暗号資産(仮想通貨)取引所です。コンビニ入金が利用でき、少額投資家に最もおすすめできる暗号資産(仮想通貨)取引所です。
資産補償サービスもあり、三菱UFJ・三井住友グループといった有数の大企業が大株主なので、安心して取引することが出来ます。
行政指導を受けた影響で、現在は新規登録受付を停止しています。
暗号資産(仮想通貨)投資はリスクが伴う!取引所を複数登録するメリット
複数の取引所に登録することで、回避できるリスク・メリットは合わせて3つあります。
- 取引所が原因のリスクを分散できる
- より多くの暗号資産(仮想通貨)を取引できる
- 新規上場する暗号資産(仮想通貨)を有利に取引できる
1つずつ解説していきます。
①取引所が原因のリスクを分散できる
暗号資産(仮想通貨)取引所は定期メンテナンス等でシステムダウンすることもあります。
また不正アクセスやハッキングにより暗号資産(仮想通貨)が盗まれるケースが過去に起こっています。
複数の取引所で取引すれば次のようなリスク回避が出来ます。
システムダウン中の機会損失リスク
取引所が何らかの理由で取引を中断している間、暗号資産(仮想通貨)の価値が大きく動くことがあります。
こんな時は別の取引所に出金して、暴落前に損失拡大を防いだり・高騰したときに波に乗って儲けたりすることが出来ます。
取引所がハッキングされた場合
取引所ハッキングによる被害は、暗号資産(仮想通貨)が盗まれることだけではありません。
数日~数週間にわたって、預けていた暗号資産(仮想通貨)が出金できなくなることもあります。
複数の取引所に暗号資産(仮想通貨)を預けておけば、万が一の時の被害額を抑えられます。
②より多くの種類の暗号資産(仮想通貨)を取引できる
暗号資産(仮想通貨)取引所は、それぞれ扱っている暗号資産(仮想通貨)の種類・数が異なります。
より多くの種類の暗号資産(仮想通貨)に投資しておけば、どれか1種類の暗号資産(仮想通貨)が高騰したときに利益を得られます。
それだけではなく、暴落した際の損失拡大も防げます。
例えば、bitbank(ビットバンク)ではGMOコインだと取扱っていないモナコインを売買することができます。
③新規上場する暗号資産(仮想通貨)を有利に取引できる
取引所で新しい種類の暗号資産(仮想通貨)を扱うことを「(新規)上場」と言います。新規上場直後は価格が高騰するのが通例です。
【リスク(LISK)取扱い開始のお知らせ】アルトコイン販売所にて「リスク(LISK)」の取扱いを開始いたしました。PC より bitFlyer にログイン後「アルトコイン販売所」から「リスク」のタブをクリックしてお取引いただけます。https://t.co/5O5iTtrJuJ pic.twitter.com/h6lNrGD4Zj
— bitFlyer(ビットフライヤー) (@bitFlyer) January 31, 2018
どの取引所に上場するかは直前まで分からないことが大半です。
急に到来するチャンスを逃さないために、事前により多くの取引所に登録しておくことが大切です。
取引所への入金方法はネット銀行がおすすめ
取引所への入金にネット銀行は欠かせません。
5~10分ほどで反映される「クイック入金」が利用可能な取引所では、ネット銀行口座からの手続きを条件とする場合がほとんどです。
ネット銀行の中でもおすすめなのが「GMOあおぞらネット銀行」です。
- 振込手数料が月1回まで無料
- 1人で複数の口座をもてる「つかいわけ口座」
この2点が特徴で、お得かつ利便性の高いネット銀行です。
暗号資産(仮想通貨)・ビットコインの始め方と買い方を解説
暗号資産(仮想通貨)を買う手続きは簡単です。
- 取引所にアカウント登録する(5分程度)
- 本人確認書類提出・手続き(取引制限の解除)
- 日本円を入金する
暗号資産(仮想通貨)購入の3ステップをBITPoint(ビットポイント)を例に出して解説します。
ビットポイントに登録
スマホ・PCともに同じ操作で登録できます。まずは次の2点を用意しましょう。
- PCまたはスマホ用メールアドレス(携帯メール不可)
- 顔写真付きの本人確認書類(運転免許証・パスポート・マイナンバーカード)
本人確認書類が健康保険証しかない場合は
- 税金や社会保険料の領収書
- 住民票の写し(本籍地不要)
- 公共料金の証明書
上記を合わせて提出する必要があります。
最初に個人情報の入力・書類提出を行います。
手順1:申込口座の種別を選び、提出書類を確認する
最初に申込口座の種類を選択します。
次のページでは、本人確認手続きに使える書類が表示されます。確認後、ページ最下部の「口座開設申し込み」へ進んでください。
手順2:同意事項・外国人PEPsの確認
ここでは全7カ所に同意または確認のチェックを入れます。
約款・プライバシーポリシー等の確認(ページ上部)のチェック項目を全て「はい」に入れます。
- 外国人PEPs…外国の重要な公人は登録できません。
- 反社会勢力でないこと
- リスクの理解
- 届け出事項に誤りがないか
ページ下部4項目も全て「確約します」にチェックを入れて、最後に「情報入力」へ進みます。
手順3:個人情報の入力
氏名・住所等の情報を入力します。
①氏名(漢字・カナ)
②性別
③米国納税義務…「米国居住者ではありません」を選択
④生年月日
⑤郵便番号・住所(建物名+部屋番号まで正確に入力)
⑥固定電話または携帯電話の番号を入力
⑦メールアドレス(登録確認メールを受け取ったアドレスでOK)
⑧取引目的
ここまで入力したら、下のオレンジの「確認へ」ボタンをクリックし、入力情報に誤りがないか確認します。
「本人確認書類の提出」に進みます。
手順4:書類アップロード
ここで書類をアップロードします。写真はそれぞれ2MB以下のサイズで用意してください。
上の項目では、提出する身分証の表面・裏面のファイルを選択します。
健康保険証など顔写真無しの書類を提出する場合・在留外国人のかたである場合は、下の項目から追加書類をアップロードしましょう。
アップロードが済んだら「総合口座開設申込の受付完了メール」が届きます。書類の発送メール~到着を待ちましょう。
ビットポイントに入金
入金方法は銀行振込・即時入金の2通りあります。
ジャパンネット銀行・住信SBIネット銀行・イオン銀行のいずれかに口座のあるかたは、即時入金を利用しましょう。
①銀行振込による入金(振込先口座情報の表示)
②即時入金(クイック入金)
「即時入金サービス(クイック入金)」の使い方
即時入金を利用する場合、次の手順で操作してください。
次の画面で、銀行・入金金額を指定します。
画像はPCの画面ですがスマホ版でも操作方法は同じです。
①3つの銀行のなかから選択してチェックを入れる
②入金したい金額を入力
③「確認画面」へ進む
小さな画面が出てくるので、金融機関・金額に誤りがないか確認しましょう。
「取引暗証番号」は、ビットポイントからハガキが届いたときに決めた数字4桁の暗証番号です。
「入金依頼」をクリックすると各銀行のネットバンキングが開くので、銀行のログイン情報を使って手続きを進めましょう。
ビットポイントでビットコインを買う手順
マイページで「暗号資産(仮想通貨)取引」を選択します。
「BITPoint Advance」でもビットコインを購入できますが、ここでは初心者に優しい「暗号資産(仮想通貨)取引」で解説します。
注文フォームの操作方法
PCではページ右側・スマホでは画面をスライドすると、下のような注文画面が出てきます。
ここでは、暗号資産(仮想通貨)初心者~上級者まで最も多く使用される「指値注文」で解説します。
①取引したいBTC枚数を選択
②「指値」を選択
③取引暗証番号を入力
④「買い」をクリック
指値注文の場合「現在価格かそれ以下で売りたい」という投資家があらわれると、取引が成立します。
こちらの記事でもビットポイントの詳しい使い方を解説しています。
チェックBITPoint(ビットポイント)の使い方と買い方【完全操作マニュアル】
まとめ
「暗号資産(仮想通貨)取引所」に口座を開設するだけで、1,000円程度から気軽にビットコインを買うことが出来ます。
ビットコイン以外の割安な暗号資産(仮想通貨)(アルトコイン)も買っておくと、利益のチャンスを逃さず・リスク分散も出来ます。
- 複数の取引所に口座開設しておく
- 口座開設時は運転免許証等の提出書類を準備しておく
この2点を押さえれば、初心者でもスムーズに暗号資産(仮想通貨)をはじめることができます。
暗号資産(仮想通貨)は始まったばかり!今のうちに少額でも保有しておくと将来思っていた以上の大金になるかもしれませんね。