仮想通貨の「発行枚数」について、将来性分析にどう役立つのか気になったことはないでしょうか。特に注目されるのが「発行上限枚数」というステータスです。

  • 発行上限枚数と時価総額ランキング&コイン価値の関係
  • 将来性のある仮想通貨の特徴

    これらについて、ランキング上位コインの発行上限数一覧を紹介しながら解説します。

    仮想通貨の「発行上限枚数」の解説・時価総額の計算方法

    ビットコイン(BTC)は、システム仕様上2,100万BTCまでしか発行できません。

    ビットコイン以外の仮想通貨(アルトコイン)もそれぞれ、開発段階で最大の発行枚数をそれぞれ決めています。これを「発行上限数」と表記しています。

     Issuance

    ビットコインのように上限枚数が少ないと、コインの稀少性が維持でき、市場が供給過多になるのを防げます。

    市場価格は需要と供給のバランスで決まります。「ビットコインを欲しい!」と思っている人が多くても、手に入れられる枚数が少なければ1枚あたりの価格が上がりやすくなるということです。

    それでは、逆に上限枚数が多いとどうなるのでしょうか。

    現在のランキング上位コインの発行上限枚数を紹介・検証します。

    仮想通貨(時価総額ランキング1~20位)の発行上限枚数

    ここで確認したいことは次の通りです。

    • 発行上限枚数が多い=少額投資しやすい

    …ホルダーが増えて、時価総額&コイン価値が上がる

    下の表は8/16時点の時価総額ランキングを元に作成したものです。

    ビットコイン(BTC)の2,100万枚を基準に比較してみてください。

     

      仮想通貨の名称・単位 発行上限枚数
    1 Bitcoin(ビットコイン/BTC) 2,100万枚
    2 Ethereum(イーサリアム/ETH) なし
    3 Ripple(リップル/XRP) 1,000億枚※
    4 Bitcoin Cash(ビットコインキャッシュ) 2,100万枚
    5 EOS(イオス/EOS) 10億枚
    6 Stellar(ステラコイン/XLM) 1,000億枚

    (毎年1%ずつ上昇)

    7 Litecoin(ライトコイン/LTC) 8,400万枚
    8 Cardano(カルダノまたはエイダコイン/ADA) 450億枚
    9 Tether(テザーコイン/USDT) なし
    10 Monero(モネロ/XMR) なし
    11 Ethereum Classic (イーサリアムクラシック/ETC) なし(2億1,000万枚を予定)
    12 Dash(ダッシュ/DASH) 1,890万枚
    13 TRON(トロン/TRX) 1,000億枚
    14 IOTA(アイオタ/MIOTA) 2,800兆枚
    15 NEO(ネオ/NEO) 1億枚
    16 NEM(ネム/XEM) 90億枚
    17 Binance Coin(バイナンスコイン/BNB) 2億枚
    18 Tezos(テゾース/XTZ) 7.6億枚
    19 Zcash(ジーキャッシュ/ZEC) 2,100万枚
    20 OmiseGO(オミセゴー/OMG) 約1億4千万枚(140,245,398枚)

    ※リップルの送金手数料は発生と同時に消滅するので、発行されたコインは段々減っていく仕組みです。

    2位のイーサリアム(ETH)は発行上限が決められていません。3位のリップル(XRP)・その関係者が開発する6位のステラコイン(XLM)に至っては、1,000億枚発行されています。

    発行上限数がかろうじて少ないものは、

    • 4位ビットコインキャッシュ(BCH)2,100万枚
    • 19位ジーキャッシュ(ZEC)2,100万枚
    • 7位ライトコイン(LTC)の8,400万枚

    上記3通貨のみです。

    このように、近年は発行上限枚数の多い仮想通貨が増えています。

    発行上限数が多い=時価総額&コイン価値が上がりやすい理由

    発行上限数の多い2位・3位の仮想通貨と、発行済み枚数・コイン1枚あたりの価値を比較してみましょう。

     

    発行上限枚数 発行済み枚数 1枚の価値
    ビットコイン 2,100万BTC 約1,700万BTC 70~80万円
    イーサリアム 無制限 約1億ETH 3~4万円
    リップル 1,000億XRP 1,000億XRP

    (流通しているのは約390億XRP)

    31~35円

    発行済み枚数に注目してください。この数が多いほど、コイン1枚当たりの価値は低くなります。日本円・ドルで言うところの「インフレ」と呼ばれる現象です。

    インフレは悪い事ではありません。

    「ビットコインは高すぎて手が出ない・けれどイーサリアムなら買える」と考えたことはないでしょうか。その心理は投資家全体に働きます。

    発行上限数を多く設定している仮想通貨の開発元は、決済手段としての実用性を考えて、1枚当たりの価値を低くしようとします。

    その結果「少額から投資できるなら買ってみよう」という投資家が増えて、時価総額とコイン価値が上昇するのです。

    発行上限枚数の次に重要な2つの指標

     Issuance

    発行上限枚数の次に重要なのが、仮想通貨の稀少性にかかわる次の2点です。

    • 市場の流通量
    • 新規発行ペース

    これを踏まえて、将来性のあるコインの特徴を2点紹介します。

    将来性のあるコインの特徴①「市場の流通量をコントロールしている」

    仮想通貨は日々新規発行され、時間経過とともにブロックチェーン上の枚数が増えます。

    このままだと市場の流通量は増え・供給過多になる一方なので、運営開発側がコイン価値維持のために

    • 「ロックアップ」
    • 「バーン(焼却)処理」

    の2つの方法を使うことがあります。

    これらが実施されている仮想通貨は価値が維持されやす、価格高騰も期待できます。

     Issuance

    ただ、こうした方法をとらなくても、日々わずかに市場の流通量は減少します。

    • ウォレット主が秘密鍵を紛失する
    • ウォレット残高が送金できないほど小さな端数になる
    • ウォレット主の死亡

      このような理由で移転できなくなるコインは、常に存在するからです。

      ロックアップ

      ロックアップとは、仮想通貨の運営開発者が「コイン価値維持のために一定枚数を市場に流通させない」と約束することです。

      開発運営資金とは区別して保管され、期間が満了すると少しずつ市場に放出され始めます。

      バーン(焼却)処理

      バーン(焼却)は「コインに移転不可にして永久に使えなくしてしまう」処理のことを指します。

      資金調達のために仮想通貨・トークンを売り出すICOでは、投資家の資産価値を下げないために、売れ残った分をバーン処理するケースが増えています。

      実例:リップル(Ripple/XRP)

      リップルは、創始と同時に上限数1,000億XRP全て発行しています。2017年末まで、開発元は630億XRPを保有していました。

       Issuance

      引用:Ripple(リップル/XRP)のロックアップ告知記事

      2017年12月、予告通り保有XRPのうち550億XRP(発行枚数の55%)がロックアップされました。以降毎月1日に10億XRPが満期を迎え、市場に放出されています。

      2018年8月時点のロックアップ枚数:470億XRP(発行枚数の47%)

      もともとロックアップの割合が55%と大きい上、満期が長期・段階的に行われるため、リップルは大きな暴落もなく価値維持出来ています。

      将来性のあるコインの特徴②「半減期が近い」

      仮想通貨の新規発行は、必ずマイニング※の際に行われます。(リップルのような例外もあり)

       Issuance

      マイニング関連の用語として「半減期」があり、発行枚数の減るこの時期はコイン価値が変動するきっかけとなります。

      半減期の仕組み・実例を挙げて解説します。

      ※マイニングとは
      仮想通貨の取引承認にコンピュータの余剰能力を提供し・報酬をもらうことです。報酬は新規発行されたコインで付与されます。
      マイニングのメリット
      仮想通貨の運営開発側 マイナー(マイニング投資家/採掘者)
      取引承認と不正監視を任せながら、コイン供給量も増やせる コンピュータを起動させておくだけで、目当ての仮想通貨がもらえる

      コイン価値を維持できる「半減期」の仕組み

      常に一定額のマイニング報酬を付与すると、あっという間にコイン発行上限に達してしまいます。

      マイニング投資家の間でもコインの稀少性が薄れて、価値が低くなります。

       Issuance

      そこで、発行枚数(正確には採掘済みブロック数)がある一定数に達することで、マイニング報酬を半分にするシステムが設けられました。この半分になるタイミングを「半減期」と言います。

      半減期前後の値上がりの実例:ビットコイン

      現在もっとも価値のあるビットコイン(BTC)は21万ブロックごとに報酬が半分に減り、既に2回の半減期を迎えています。

      • 2012/11/28:半減期1回目(1ブロックの報酬が50→25BTCに)
      • 2016/07/09:半減期2回目(1ブロックの報酬が25→12.5BTCに)

      2016年の半減期前後のチャートを見てみましょう。

       Issuance

      引用:Bitcoin.com(日本語)

      半減期後は「新規発行枚数が減る=コインが稀少になる」と予測されて値上がりしています。

      ビットコインの次の半減期は2020年夏ごろと予測されています。2018年中に半減期が予定されているアルトコイン(ビットコイン以外の通貨)には

      • Namecoin(ネームコイン/NMC)
      • ヴァートコイン(Vertcoin/VTC)

      があります。

      まとめ

      発行上限枚数が少ないと、ビットコインのように1枚あたりの価格が高くなります。

      しかし今では「上限枚数を多くして1枚当たりの価格を安くし、投資家を沢山呼び込もう」という動きが主流になっています。

      価値高騰しやすい発行枚数・流通量に関する他の特徴は、次の通りです。

      • ロックアップやバーンで流通量を制限している
      • 近日中に半減期がある

        仮想通貨情報を調べるときの参考にしてください。

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