
2018年4月にリリースされたばかりのbitbank(ビットバンク)スマホアプリは、PCで使えるほぼ全ての機能に対応しています。
iPhoneアプリ配信開始のお知らせアカウント登録・入出金や暗号資産(仮想通貨)の売買はもちろん、トレンド分析ツールも利用できます
この記事を参考に使い方をマスターして、外出先からでも注目の暗号資産(仮想通貨)・リップル(Ripple/XRP)をはじめとした売買投資をしましょう。
- 暗号資産(仮想通貨)・日本円の入出金方法
- 暗号資産(仮想通貨)の買い方
- トレンド分析ツールの使い方
Contents
スマホで完結できる・bitbank(ビットバンク)へ登録
アプリリリースにあたって、スマホだけでアカウント登録~本人確認できるようになりました。
アプリのダウンロード先・登録方法はこちら
bitbank(ビットバンク)への入金方法
ビットバンクで取引するには、日本円もしくはビットコインの入金が必要です。特に
- イーサリアム(ETH)
- ライトコイン(Litecoin/LTC)
この2種類の暗号資産(仮想通貨)の購入は、ビットコインのみ対応しています。
日本円の入金
日本円の入金方法は「銀行振込」のみです。即時反映されるクイック入金・コンビニからの入金には対応していません。
日本円入金のポイントを最初にまとめると、
- 銀行口座の登録は不要
- 「振込依頼人名義」に所定内容の記述が必要
この2点です。順を追って解説します。
手順1:振込先の確認方法
bitbank.ccにアクセスし、ログインしましょう。画面右上にある三本線のマークをタッチすると、メニューが出てきます。
ここで「入金」を選択します。
ビットバンク内の日本円・暗号資産(仮想通貨)の各残高が確認できます。一番上の日本円の項目で「入金」をタッチしましょう。
この先で振込先の口座情報を確認することができます。
注意事項を含めて、次のステップで解説します。
手順2:振込先口座・入金番号を確認する(注意事項あり)
前項で「入金」をクリックした先では、ページ下に銀行・口座種別などが表示されています。
※振込先口座情報は、アカウントごとに異なる可能性があります。必ずご自身の入金ページで確認しましょう。
各金融機関から振り込む際、必ず
- 入金番号
- 氏名(カタカナ)
上記2点を「振込依頼人名義」項目に記述しましょう。これを忘れると入金が反映されません。入金番号は、振込の都度確認してください。
暗号資産(仮想通貨)の入金(ビットコインで解説)
各ウォレット・他取引所から暗号資産(仮想通貨)を送金(ビットバンクへ入金)するため、アドレスを確認しましょう。
日本円の入金と同様の手順で進み、こんどはビットコインの「入金」メニューを開きます。
日本円のすぐ下にビットコインの残高が表示されているので、「入金」をクリックします。
ウォレットアドレス(QRコード)が表示されるので、送金元のウォレット・取引所アプリ等で読み込みましょう。
画面下に「預入履歴」が表示されます。
手続きしてもなかなか入金が反映されないときは?
送金元で「トランザクションID」を確認し、ビットコインの場合は以下のサイトで検索してみましょう。
暗号資産(仮想通貨)の購入方法
ビットバンクは「販売所」に対応していません。ビットコイン・アルトコインともに、全て「取引所(板取引)」で売買します。
取引所(板取引) | 販売所 | |
特徴 | 投資家同士が「直接」売買取引をする | 販売所(=暗号資産(仮想通貨)取引所の運営企業)と暗号資産(仮想通貨)の売買を行う |
暗号資産(仮想通貨)の購入方法 | オーダーブックに出ている売り注文のなかから、希望条件に合うものを選んで買う | 買いたい枚数を決めて、販売所の提示する価格で購入する |
初心者トレーダーがビットバンクで暗号資産(仮想通貨)を買う場合、
- オーダーブックの見方
- 2つの注文方法(成行・指値)
これらを最初に押さえる必要があります。
オーダーブックの見方
「オーダーブック」がどれにあたるのか見てみましょう。
アプリのトップ画面で取引したい通貨ペアをタッチするか、
- アプリ左上のビットバンクのロゴをタッチ
- アプリ上真ん中の「銘柄一覧」をタッチ
- 通貨ペアをタッチ
この順で操作してください。今回はビットコイン(BTC/JPY)で確認します。
「注文」メニューをタッチします。
※後ほど暗号資産(仮想通貨)の購入方法解説の際も、このメニューを使います。
すると、次のような画面になります。
ここに表示されているのは、全て「いま出ている売り・買いの注文」です。
赤で囲った部分:売り注文一覧
緑で囲った部分:買い注文一覧
売り・買い注文の間にある緑の価格:現在の相場
売り注文・買い注文共に、上から「高価→安価」の順で並んでいます。この後説明する2種類の購入方法いずれにおいても、売り注文のうち一番安いもの(もっとも下にあるもの)を優先的に購入することになります。
2種類の購入方法の解説
ビットバンクで暗号資産(仮想通貨)を購入するときの前提は
「他の投資家が提示している売り注文情報のなかから、自分の希望条件(価格/枚数)に合うものを選ぶ」
ということです。
希望条件の決め方には、指値・成行の2種類が存在します。
指値注文(おすすめ) | 成行注文 | |
買い注文の際に決める事 | 購入したい暗号資産(仮想通貨)の
「価格」 |
購入したい暗号資産(仮想通貨)の
「枚数」 |
メリット | より安く買える | (原則として)すぐに欲しい枚数が買える |
デメリット | 指定した価格以下の売り注文が出るまで、購入できない | 想定を超える高い価格で購入してしまう可能性がある |
売買投資で最も多く利用するのが「指値」注文です。次に、それぞれ購入手順を紹介します。
指値注文の手順(おすすめ)
オーダーブックの隣にある注文フォームを使います。
アプリを終了してしまった場合、起動して一番上にある「銘柄一覧」→通貨ペア選択→「注文」の順で進んでください。
※「銘柄一覧」がない場合は、左上ビットバンクロゴをタッチしてから順に操作してください
「指値」をタッチして、その下が「買い」になっていることを確認します。
オーダーブック上の注文をタッチして自動入力させるか、次の2点を手入力しましょう。
- 価格
- 数量
「予想」欄には、約定(=取引が成立して購入完了すること)時の予想額が自動的に表示されます。あとは注文をタッチすれば手続き完了です。
指定する価格は、相場を下回っていても構いません。その場合、指定価格以下の売り注文が出るまで購入が確定せず、注文履歴に残ります。
注文履歴の確認方法は次の通りです。
注文履歴に残っている間は、キャンセルすることが出来ます。購入が確定(=約定)すると、メニューにある「取引履歴」欄に履歴が移動します。
成行注文の手順
前項で注文画面まで進んだら、「成行」をタッチしましょう。
入力するのは
- 数量
これだけです。こちらも指値と同様に、オーダーブック上に出ている注文をタッチすると自動入力されます。
成行注文の場合、指値とは異なりすぐに約定(購入完了)します。このとき、オーダーブックに載っている売り注文のうち、安い順に希望数量に達するまで自動購入されます。
歩み値とは?
通貨ペアを選択し「チャート」や「注文」メニューが表示されている画面に「歩み値」という項目があります。
タッチすると次のようになります。
この画面には、ビットバンク内で直近に約定(成立)した取引データが掲載されています。
価格が赤く表示されている:買い注文が成立した(=売り手が現れて成立)
価格が緑で表示されている:売り注文が成立した(=買い手が現れて成立)
それぞれこのように見ます。
赤い価格表示が並んでいると、暗号資産(仮想通貨)を売りたい人が大勢いるため相場が下がる傾向にあります。これが緑だと、買いたい人が増えているため相場が上がる可能性があります。
オーダーブックと組み合わせて見る事で、相場分析に役立ちます。
暗号資産(仮想通貨)の出金(送金)方法
ビットバンクから各種ウォレット・他取引所に暗号資産(仮想通貨)を送る(出金)する方法を解説します。
出金(送金)の際は、ビットバンク指定の手数料がかかります。
手数料一覧 | |
ビットコイン(BTC) | 0.001BTC |
イーサリアム(ETH) | 0.005 ETH |
ビットコインキャッシュ
(Bitcoin Cash/BCC) |
0.001 BCC※ |
ライトコイン(Litecoin/LTC) | 0.001 LTC |
リップル(Ripple/XRP) | 0.15 XRP |
モナコイン(Monacoin/MONA) | 0.001 MONA |
※ビットコインキャッシュはビットバンクでは「BCC」と表記されています。
日本円の出金方法
日本円出金の際の手数料は、以下の通りです。
- 3万円未満:540円
- 3万円以上:756円
※すべての金融機関で同額です。振込手数料はビットバンク負担
最初に銀行口座の登録を行います。
銀行口座の登録方法
入金と同様に、「出金」メニューから日本円の出金へ進みます。
口座登録があれば、プルダウンから選択できます。今回は初めて出金するので、「銀行口座の登録」から進みます。
- 金融機関名
- 支店名
- 口座番号
これらを入力して登録します。
ゆうちょ銀行を指定する場合の注意
ゆうちょ銀行を登録する場合、支店名・口座番号の入力に注意しましょう。支店名はキャッシュカードや通帳に記載されていないことが多いため、ゆうちょ銀行公式ウェブから調べてください。
支店名:ひらがなで入力・検索します。
例:支店名123支店 → 「いちに」と入力して検索
続いて口座番号の入力です。人によってケタ数が異なるため、以下のルールで入力します。
口座番号が6ケタ以下:先頭にゼロを足す
口座番号が8ケタ:最後の一文字を抜いて入力
チャートの使い方
スマホアプリ最大のメリットは、PC版と変わらない高機能チャートです。
実際に表示させてみましょう。注文の時と同様に通貨ペアを表示させ、「チャート」をタッチします。
ローソク足チャートが表示されます。
画面が小さいので、PC版の左側に表示されているツールバーは省略されています。この画面で使用できるメニューをそれぞれ解説します。
①時間足変更
②チャートの表示タイプ切り替え
…バー/ライン/エリア/平均足/中空ローソク足/ベースエリア
③トレンド指標の表示
…ボリンジャーバンドを含めた11種類
チャートを指でスライド:過去へスクロール
2本の指でピンチイン/ピンチアウト:表示期間の変更
鉛筆マークをタッチすると出てくるツールバーでは、トレンドラインやテキストの描画だけでなく
- ピッチフォーク
- ギャン・ファン
- フィボナッチ・リトレースメント
等、100種類以上のオブジェクト配置が可能です。
トレードに慣れてきたら、活用してみましょう。
まとめ
ビットバンクでは、BTCはもちろんアルトコインも指値注文できるのがメリットです。
はじめは戸惑いますが、覚えておきたいのは
- 基本はアプリ一番上の通貨ペアをタッチして、取引したい暗号資産(仮想通貨)を選ぶ
暗号資産(仮想通貨)の売買は「注文」
注文&取引履歴を確認したいなら「履歴」
- 日本円の入金時は、振込依頼人名義の記載に注意
…必ず「入金番号+氏名」を記述する
この2点です。
bitbank(ビットバンク)はチャート機能&アルトコイン売買に強く、アプリからでもトレードを有利に進めることができます。また手数料も無料のため必ず登録しておきたい暗号資産(仮想通貨)取引所ですよ。
bitbank(ビットバンク)の記事一覧
こちらではbitbank(ビットバンク)を使いこなすための情報を紹介しています。
- bitbank(ビットバンク)の登録・口座開設方法を徹底解説
- 【スマホ版】bitbank(ビットバンク)の登録・口座開設方法を徹底解説
- bitbank(ビットバンク)のメリットとデメリット。評判を徹底リサーチ
- bitbank(ビットバンク)の手数料を徹底網羅|他の仮想通貨取引所と比較して高い?安い?
- bitbank(ビットバンク)の使い方と買い方【完全操作マニュアル】
- 【スマホアプリ版】bitbank(ビットバンク)の使い方や買い方を徹底解説
- bitbank(ビットバンク)の入金手順と入金時間を徹底調査|安く、早く入金する方法
- bitbank(ビットバンク)の出金手順と出金時間を徹底調査|安く、早く出金する方法
- bitbank(ビットバンク)でリップル(XRP)の買い方と売り方、手数料を徹底解説
- bitbank(ビットバンク)でイーサリアムの買い方と売り方、手数料を徹底解説