
レバレッジ取引とは、レバレッジをかけた金融取引のことで、DMM Bitcoinでは暗号資産(仮想通貨)の証拠金取引が行えます。
実際に暗号資産(仮想通貨)の受渡がある現物取引と違い、レバレッジ取引は差金決済取引となりますので、暗号資産(仮想通貨)の実際のやり取りはできません。暗号資産(仮想通貨)のレバレッジ取引では、暗号資産(仮想通貨)の売買によって生じる差益のみ受け取ることができます。
レバレッジ取引の魅力は、売りからでもエントリーできること、そしてレバレッジを利用することで少額でも高額の取引ができることです。
- 売りからエントリー可能
- レバレッジをかけることで少額からでも高額取引が可能
DMM Bitcoinはレバレッジ取引ができる暗号資産(仮想通貨)取引所です。それも、ビットコインのみならず、アルトコインのFXもできる取引所です。
今回はDMM Bitcoinのレバレッジ取引の特徴について紹介します。
Contents
DMM Bitcoin(DMMビットコイン)FXの特徴
DMM Bitcoinは、DMM.comグループに属する暗号資産(仮想通貨)取引所です。同グループには、FX業界の大手であるDMM.com証券もあります。
DMM.com証券といえば、FX会社の中でも特にトレーダーからの人気が高い企業です。
そんなDMM.com証券のFX会社としてのノウハウがあるせいか、DMM Bitcoinが提供する取引ツールは非常に使いやすく、初心者であっても扱いやすいです。
デザインもシンプルで見やすいため、今まで一度もレバレッジ取引をしたことが無いという方でも、DMM Bitcoinの取引ツールから始めれば、すぐにFXの操作方法を習得できるでしょう。
できるだけ取引ツールの質が良い取引所を求めているのであれば、良質な取引ツールが揃っているDMM Bitcoinはまさにオススメの取引所となります。
最大レバレッジは4倍
DMM Bitcoinの最大レバレッジは4倍で固定されています。
他の取引所と比較すると、DMM Bitcoinの最大レバレッジはとても低い基準となります。そのためDMM Bitcoinではハイリスクハイリターンな取引はできません。
もちろん、レバレッジが低いということは、リスクもまた小さくなるため、リスクの少ない取引所を求めている方にとってはむしろ都合の良い取引所となります。
レバレッジ4倍というと、仮にビットコインの価格が100万円だった場合、1BTCの取引をするのに必要な証拠金は25万円となります。
取引手数料
DMM Bitcoinの取引手数料は無料となります。
そのため、レバレッジ取引をするにあたって、特に費用はかからないです。DMM Bitcoinで発生するコストというと、スプレッドとスワップポイントくらいです。
スプレッド
DMM Bitcoinは販売所形式の取引所となりますので、板取引ができません。取引の相手は基本的に取引所であるDMM Bitcoinとなります。
DMM Bitcoinは販売所となりますので、約定率が高く、約定スピードも非常に速いです。
そのため、DMM Bitcoinならば板取引の取引所以上に快適な取引ができます。その一方で、板取引ができない分、スプレッドが広くなる傾向があります。
DMM Bitcoinはスプレッドが1000円以上離れていることが半ば常態化しているため、板取引ができる取引所と比較するとどうしてもスプレッドが広く、コストが高いです。
もちろん、板取引はスプレッドが狭い分、注文が遅れやすく、約定拒否も多いというデメリットがあるため、必ずしも板取引が優れているというわけではありません。
ただ、DMM Bitcoinは他の取引所と比較するとスプレッドが広くなる傾向があるので、注意が必要です。
スワップポイント
スワップポイントとは、ポジションの保有期間が一定の期日を過ぎる度に発生する手数料のことです。
DMM Bitcoinのスワップポイントは、1日毎に建玉金額の0.04%となります。スワップポイントはロールオーバー時に発生します。
DMM Bitcoinのロールオーバーの時間は午前7時00分となります。
証拠金維持率・ロスカット
ロスカットとは、証拠金維持率が一定の水準を割ると、取引所が強制的に保有中のポジションを決済し、損失を確定させる制度のことです。その目的は、投資家の資産を保護することです。
証拠金維持率の計算方法は、次のようになります。
時価評価総額÷ポジション必要証拠金×100=証拠金維持率
DMM Bitcoinのロスカットの水準は証拠金維持率が80%を割った時となります。
ロスカットルールが発動すると、現在保有しているポジションが強制的に決済され、損失が確定します。
追証の有無
DMM Bitcoinには追証の制度はありません。
追証の制度がある場合、この不足分の金額を期日内に入金し、証拠金維持率を100%にまで戻す必要があります。
証拠金維持率が100%に戻ると、追証は解消されます。もしも期日内までに追証を解消できないと、ロスカットルールが発動し、ポジションは強制的に決済されます。
ただ、DMM Bitcoinには追証の制度はありませんので、証拠金維持率が100%を割ったとしても、いちいち入金する手間はありません。
その代わり、DMM Bitcoinにはアラートの機能があります。DMM Bitcoinで取引をし、ポジションを保有後に証拠金維持率が100%を割ると、アラートが発生し、メールにて証拠金維持率が100%を割ったことを知らせてくれます。
アラートが発生後も損失が拡大し続け、証拠金維持率が80%を割ると、ロスカットルールが発動し、ポジションをすべて強制的に決済されてしまいます。
そのため、ロスカットルールが発動する前にポジションを自分で決済して損切りするか、入金して証拠金を増やすなどの対策が求められます。もちろん、相場が転換し、損失が減れば、ロスカットされる心配もなくなります。
DMM Bitcoin(DMMビットコイン)FXのメリット・デメリット
DMM BitcoinはFX会社の大手であるDMM.com証券と同グループの企業ということもあってか、金融会社としてのノウハウと実績が多く、トレーダーにとってわかりやすい取引ツールを提供しています。
なにより、DMM.comという大企業が運営しているだけに、安心感あります。これから暗号資産(仮想通貨)の投資をするにあたって、DMM Bitcoinは初心者にオススメできる取引所です。
ただ、DMM Bitcoinのレバレッジ取引には、メリットもあればデメリットもあります。ここではDMM Bitcoinのメリットとデメリットをそれぞれ解説します。
メリット
- 取引ツールの使いやすさ
- アルトコインにも対応。通貨ペアが多い
- 約定スピードの速さ
- 運営元が大手企業
取引ツールの使いやすさ
DMM Bitcoinのメリットの一つ目は、取引ツールの使いやすさです。
DMM.com証券のFX会社としてのノウハウが活かされているのか、DMM Bitcoinの取引ツールは洗練されており、無駄がなく、使いやすいです。
特に、スマホ用の取引ツールは、テクニカル分析から注文まで、なんでもこなせる万能の取引ツールです。
DMM Bitcoinのスマホ専用取引ツールはクオリティが非常に高く、これさえあればパソコンがない方であっても問題なくビットコインやアルトコインのFXができます。
暗号資産(仮想通貨)の取引をしたいけれど、パソコンを持っていない、もしくは外出先でもスマホで取引をしたいなどの悩みを抱えている方ほど、DMM Bitcoinは相性の良い取引所となるでしょう。
アルトコインにも対応。通貨ペアが多い
DMM Bitcoinの二つ目のメリットは、通貨ペアの豊富さです。
DMM Bitcoinで売買可能なアルトコインは種類が多く、ビットコイン以外の暗号資産(仮想通貨)でもレバレッジ取引が可能です。
DMM Bitcoinならば、
- イーサリアム(ETH)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ライトコイン(LTC)
- リップル(XRP)
- ネム(NEM)
- イーサリアムクラシック(ETC)
など、多種多様なアルトコインのレバレッジ取引ができます。
アルトコインFXができるということは、その分だけトレンド相場に遭遇するチャンスが増えるということでもあります。
ビットコインの相場がレンジ相場に陥っている時、DMM Bitcoinならばアルトコインにターゲットを変更することで、エントリーのチャンスを増やすことができます。
約定スピードの速さ
DMM Bitcoinの3つ目のメリットは、約定率の高さ、そして約定スピードの速さです。
DMM Bitcoinは販売所形式の取引所となりますので、板取引と比較すると圧倒的に約定率が高く、約定のスピードも速いです。
約定率が高く、約定スピードが速いDMM Bitcoinは、安定した取引環境を欲している方ほどオススメの取引所です。
運営元が大手企業
DMM Bitcoinの4つ目のメリットは、大手企業が運営しているという安心感です。
暗号資産(仮想通貨)業界はまだまだ黎明期です。現状のところ、どこの取引所も儲かっているようですが、将来的には破綻する企業も現れるかもしれません。
もしも突然取引所が閉鎖するような事態に遭遇した場合、大事な資産が失われてしまいます。
その点、DMM.comグループという、大企業に属しているDMM Bitocinならば、破綻のリスクが少なく、常に安心して取引に専念できます。
デメリット
- スプレッドが広い
- 毎週水曜日に定期メンテナンスがある
スプレッドが広い
DMM Bitcoinは販売所となりますので、確かに約定率が高く、約定スピードも速いです。その一方で、板取引ができないため、スプレッドが拡大しやすいというデメリットを抱えています。
DMM BitcoinのBTC/JPYのスプレッドは、平常時ですら1000円から3000円ほど開いており、相場が急変すると5000円以上拡大することがあります。
スプレッドが拡大すると、その分だけコストが増えるため、不利な売買を強いられることになります。
対策としては、デイトレードのような短期売買を避け、大きな利益を狙えるスイングトレードを実践した方が良いでしょう。
スイングトレードのようなポジションの保有期間が長い取引方法ならば、ある程度スプレッドが広かったとしても、許容範囲におさめることができます。
スプレッドが広いというデメリットを除くと、DMM Bitcoinはこれといってデメリットのない取引所です。
毎週水曜日に定期メンテナンスがある
あえて2つ目のデメリットを挙げるなら、水曜日に行われる定期メンテナンスぐらいでしょう。
DMM Bitcoinでは、毎週水曜日の12時00分から18時00分までメンテナンスを実施しています。
メンテナンス中は取引ができないため、この時間帯にレバレッジ取引をしたい場合は他の取引所を利用せざるを得ません。
DMM Bitcoin(DMMビットコイン)FXの使い方・注文方法
DMM BitcoinでFXを始めるためには、まずDMM Bitcoinの口座を開設する必要があります。
口座を開設後、マイページにログインし、入金をします。その後、入金したお金をウォレットからトレード用の口座へ移す必要があります。
口座振替のページにて、「ウォレットからトレードへ」を選択し、「振替金額/数量」の空欄の部分に入金額を入力したら、最後に「確認する」をクリックしてださい。これでウォレットからトレード口座へ資金を移動できます。
トレード口座へ入金後、トレード画面にてレバレッジ取引ができるようになります。
成行注文をする場合、注文タイプを「ストリーミング」に設定し、数量を入力してください。その後、「売Bid」もしくは「買Ask」をクリックしてください。これで成行注文ができます。
指値注文をする場合は、注文タイプを「指値」に設定後、「数量」と「注文レート」、「売買」をそれぞれ入力してください。入力作業が完了後、「注文」をクリックすると、指値注文を出すことができます。
指値注文を出し、約定することでポジションを保有することができたら、次は相場が動くまで待ちましょう。
相場が動き、含み益が出たら決済をして利確してください。決済注文を出すことではじめて利益を確定させることができます。
レバレッジ取引の流れは、まず新規注文を入れ、ポジションを保有し、含み益が出たら決済をする、という手順となります。
決済をするタイミングは利確時だけではありません。含み損が発生し、損失が拡大しそうになった場合も決済をし、損切りをしてください。
まとめ
DMM Bitcoinはクオリティの高い取引ツールを提供している暗号資産(仮想通貨)取引所です。DMM Bitcoinのスマホ専用の取引アプリを使用すれば、パソコンがなくても快適にレバレッジ取引ができるほどです。
優れた取引ツールがあることに加え、取扱っているアルトコインの種類も多く、DMM Bitcoinならば様々な通貨ペアを試すことができます。
リスクが低く、シンプルでわかりやすい取引ツールが揃っているDMM Bitcoinは、今まで一度もFXをやったことがないような、初心者ほどオススメの取引所となります。
DMMビットコインは約定が早いのがいいですね。注文がちゃんと通るので、どこかの仮想通貨取引所とは違うね
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