2017年8月1日、ビットコインが分裂し、ビットコインキャッシュが誕生しました。

頭文字に「ビットコイン」がついていますのでビットコインと関係がありそうですが、全く別の通貨です。

ビットコインキャッシュは誕生してから半年経過し、その価格は6倍以上に跳ね上がっています。2018年も値上がりが予想される、注目の通貨です。そんなビットコインキャッシュは、どのような通貨なのでしょうか?

将来性はあるのでしょうか?現時点での動向を元に考察していきます。

ビットコインキャッシュ(BCH)の特徴

仮想通貨の世界では、通貨が分裂することを「フォーク」と呼びます。

丁度、ナイフとフォークのフォークの先のように枝分かれするイメージです。

フォークには、「ソフトフォーク」と「ハードフォーク」の2種類があります。ビットコインキャッシュは、この内のハードフォークによって生まれました。

ハードフォーク

ハードフォークとは、「既存のブロックチェーンが分裂し、全く新しいチェーンが作られる」分裂です。

ビットコイン、ビットコインキャッシュは、それぞれ別チェーンとして存在していくことになります。

ビットコインキャッシュ誕生によって、ビットコインが消滅してしまう訳ではありません。

なお、ビットコインは2017年11月25日に2度目のハードフォークが実施され、「ビットコインゴールド」が誕生しています。ビットコインは、2018年度も複数回のハードフォークが予定されています。

ビットコインが分裂した訳

ビットコインの人気の高まりにつれて、「送金遅延問題」がクローズアップされることになりました。

ビットコインのブロックチェーンは「1ブロックあたり1MB」と決まっていて、この容量だと処理出来ない取引データが出てきたのです。

この問題を解決すべく、1ブロックあたり8MBに拡張されたビットコインキャッシュが考案されました。

ビットコインの最大の課題である送金遅延問題を解消したビットコインキャッシュです。ビットコインキャッシュが誕生した当初は、期待感の高まりから価格が高騰しました。ですが、その後しばらくは停滞の日々が続きました。

これはチェーンを繋ぐためのマイニング参加者が少なく、思ったような速度向上が果たせなかったことが要因とされています。

ビットコインとの違い

では、ビットコインとビットコインキャッシュは何が違うのでしょうか?

下記に特徴をまとめます。

ビットコインキャッシュは、ビットコインの特徴をほぼ引き継いでいます。

主な相違は、「ブロックサイズ」と「SegWit対応の有無」の2点です。SegWit対応とは簡潔に言うと「ブロックに入れるデータ量を減らす」対応です。ビットコインキャッシュは十分なブロックサイズがありますので、この対応を行っていません。

ビットコインキャッシュ(BCH)の価格とチャート

ビットコインキャッシュは、これまで右肩上がりの推移を見せていました。

2017年12月上旬には一時1BCHあたり50万円台の値を付けました。ですが、その後一転して急落し、現在は1BCHあたり30万円台で推移しています。

値動きは様々な要因が絡んできますが、ビットコインキャッシュはビットコインの値動きと関係性があると見られています。

事実、ビットコインキャッシュが値上がりした12月中旬は、ビットコインが1BTCあたり220万円台から140万円台まで急落しました。反対にビットコインキャッシュが急落した12月後半は、ビットコインの価格が180万円台まで回復しています。

ビットコインからビットコインキャッシュへの乗り換え、またはその逆を行っている投資家が多数いると考えられるのです。

ビットコインキャッシュへの投資を検討される方は、ビットコインの動向にも気を配ることが大切です。

ビットコインキャッシュ(BCH)の買い方・購入方法

ビットコインキャッシュは、ほとんどの仮想通貨取引所で購入することが出来ます。

代表的な国内の仮想通貨取引所では全て取り扱われています。

ビットコインキャッシュ(BCH)の今後の将来性

では、ビットコインキャッシュの今後には期待出来るのでしょうか?

投資をされている方や投資を検討されている方にとって、最も興味があることです。

今後予定されている開発内容と世間の動きをご紹介します。

中長期計画

ビットコインキャッシュの開発を行っているBitcoin ABCでは、今後のビットコインキャッシュへの対応を発表しています。

この中で、2018年度中に下記3点の実装を行うことが記載されています。

  • 合意アルゴリズムの改良
  • ブロックサイズの上限引き上げ
  • 難易度調整アルゴリズムの改良

この対応がうまくいけば「ビットコインが抱えている問題が解決された通貨」との認識がさらに広まる可能性を秘めています。ビットコインキャッシュの需要が一層高まると期待されています。

ビットコインキャッシュ(BCH)が基軸通貨になった

2017年12月、イギリスでビットコインキャッシュが基軸通貨の仮想通貨取引所「CoinEx」がオープンしました。

【参照:CoinEx

CoinExは、ビットコインのマイニングシェアの10%以上を占める大手マイナーのViaBTCが設立しました。

ViaBTCはビットコインキャッシュの生みの親で、取引所の設立はビットコインキャッシュを広めるための施策の一部とされています。

通常、アルトコインはドルや円などの現金では購入することが出来ません。基軸通貨を通して購入することになります。

基軸通貨はビットコインが主流ですが、イーサリアムなどを取り扱っている取引所もあります。今回、ビットコインキャッシュが晴れてその仲間入りをしたのです。

基軸通貨として取り扱われると需要が増えますので、通貨の値が上がります。ビットコインキャッシュは基軸通貨の取扱いが始まって間もないこともあり、今後の値動きが多くの投資家に注目されています。

企業もビットコインキャッシュ対応への動きを見せている

2017年12月15日、アメリカの仮想通貨決済サービスを展開するBitPay社が、ビットコインキャッシュの取扱いを始めることを発表しました。

同社のサービスを利用することで、ビットコインでの支払いサービスに加え、ビットコインキャッシュでも支払いが出来るようになります。

将来的には、BitPayカードにビットコインキャッシュを保管しておき、VISA加盟店で使用出来るようにすることを目指しています。

BitPay社はじめ、今後ビットコインキャッシュの取扱いを始める企業が増えていくことが予想されています。

日本でビットコインキャッシュが広まりを見せるのは数年先かも知れませんが、他国ではすでに注目の通貨として認識されつつあります。

まとめ

専門家の間では、「2018年はビットコインキャッシュの年になる」と言われているほど期待値の高い通貨です。

ビットコインが抱えている送金時間の問題を解決する仕組みを採用していることに加え、ビットコインキャッシュを取り扱う企業も増えることが見込まれています。

中間計画で発表されているアップグレードに向けて、値が動くことが濃厚です。

ですが、現在の仮想通貨は投機市場です。一つの事象で大きく値を動かしますので、情報に注視してください。ビットコインキャッシュへの投資を検討される方は、リスク分散を行った投資を心がけましょう。

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