NEMの価格がこれから上昇するかを見極めるためにはNEM(ネム)の特徴や他の通貨との違いを把握しておく必要があります。

ここではNEM(ネム)の将来性や今後について、仮想通貨について事前知識がない方でも、明日からドヤ顔でNEMについて友達に話せるようになるくらい分かりやすく紹介していきます。

時価総額 約5600憶円
通貨単位 XEM(ゼム)
総発行枚数 8,999,999,999(約90憶)枚
承認アルゴリズム PoI(Proof of Importance)
公式サイト https://nem.io/
    • ビットコインとの違いは総発行枚数と取引承認方法
    • ネムの特徴は誰でも使えるアプリケーションが豊富
    • 開発陣、コミュニティが強力で将来性抜群
    • ネム盗難事件はネムが原因ではなく取引所のセキュリティ対策不足

    NEM(ネム)の特徴

    NEM(ネム)は2015年に開発された仮想通貨で「New Economy Movement」(新しい経済活動)の頭文字をとって命名された名称です。 2009年に誕生したビットコインと比較するとまだまだ歴史の浅い通貨なんですね。

    通貨単位はXEM(ゼム)

    一般的に「NEM(ネム)を買うor売る」と言われることが多いですが、私たち投資家が購入しているのはNEMではなく、NEMのブロックチェーン上に作られたトークンであるXEM(ゼム)です。

    仮想通貨に知見がある人に「最近NEMの価格あがったねー」というと「ああ、NEMじゃなくてXEMでしょ」などと、言ってくる捻くれ者がいるので注意しましょう。

    総発行枚数は約90憶枚

    NEMの総発行枚数は8,999,999,999(約90憶)枚。BTC(ビットコイン)と比べると発行枚数がケタ違いに多いですね。

    1枚あたりの価格が安いのにNEMの時価総額が高いのは、発行枚数が多いからなのです。時価総額は市場に出回っている通貨の枚数×価格で計算されています。

    「ネムはビットコインに比べて価格が安いから買いやすい!」

    と考えるのはおかしいのですね。

    既に市場に90億枚が出回っているため、これから市場に供給される通貨による価格の低下はありません。

    ハーベスティングとは

    ビットコインのマイニングの代わりに、取引を承認する検証作業を行うシステムがハーベスティングです。

    ハーベスティングとは日本語で収穫という意味です。

    XEMを送金する際には手数料を払う必要があります。その手数料を承認してくれたハーベスティングの報酬として受け取れます。

    ただハーベスティング作業は誰でもできるわけではありません。10,000XEM保有している必要があります。

    承認作業は約1分間に1回行われており、その間に取引された手数料を報酬として受け取ることができます。取引を承認できる人はPoI(プルーフオブインポータンス)と呼ばれるアルゴリズム(計算方法)によって決められます。

    NEMとビットコインの取引承認方法の違いを解説すると、ビットコインはマイニング(採掘)と呼ばれる方法で取引を承認して、取引を承認できた人が報酬としてビットコインを受け取ることができます。

    マイニングは誰でも行えるわけではなく、高性能のパソコンとパソコンを動かすための大量の電力が必要になります。

    企業が大きな資金と土地、機材を利用して行わなければ、マイニングによる報酬を受け取ることは不可能です。個人のパソコンでは1年間で1円の報酬を受けることもできないかもしれません。

    ハーベスティングの種類

    ハーベスティングには2種類あります。

    • ローカルハーベスティング
    • デリケートハーベスティング

    ローカルハーベスティングは自分のパソコンを起動した状態じゃないとハーベスティングできません。

    デリケートハーベスティングは自分のパソコンを使わない代わりにスーパーノードと呼ばれる自分の代わりにハーベスティング作業を行わせることができます。つまり業務委託のようなイメージですね。

    スーパーノードは他人から依頼されてハーベスティング作業を行うので、ネムのネットワークの中核となる存在でもあります。

    スーパーノードになるには3,000,000XEM以上保有している必要があり、セキュリティ対策や高性能パソコンを起動させなければなりません。

    寝てるだけで報酬がもらえるといったものではなく、作業量と責任感がのしかかるんですね。

    その代わりに1日300XEM程度の報酬を得ることができます。300XEMだと現在の価格が100円なので約3万円。1ヵ月だと90万円にもなります。

    承認アルゴリズムにPoIを採用

    ハーベスティングを行える人はPoI(プルーフ・オブ・インポータンス)という承認アルゴリズムによってランダムに選ばれます。

    ランダムといっても選ばれやすい人がいます。それは

    • XEMを保有している枚数が多い
    • XEMをたくさん利用した

    上記2点のネムのコミュニティに貢献した人ほどハーベスティングしやすくなります。

    NEMのAPI機能が豊富

    NEMが人気の理由としてはAPI機能が豊富で使いやすい点です。APIとは(アプリケーションプログラミングインターフェース)の略で簡単に言うと「コンピューターを動かすためのソフトを共有する仕組み」です。

    NEMのAPI機能の代表を5つほど紹介します。

    1. NEM Twitter tip bot
    2. アポスティーユ
    3. ネームスペース・モザイク
    4. マルチシグ
    5. Voting

    NEM Twitter tip bot

    Twitter上でNEMを簡単に送金できる仕組みで、面白いツイートや役に立った情報をくれた人にお礼の印として送金できます。

    XEMが送られたツイートには下記ツイートのように「tip○○xem」という表記がされています。

    アポスティーユ

    ブロックチェーンの

    • 改ざんできない
    • 誰でも確認できる

    という特徴を生かして、「公的に認められている書面」としての役割を持つことができるようになります。

    例えば、不動産登記や契約書、区役所や市役所に行って申請しなければいけなかった書類がインターネット上で完結できるようになります。NEMのアポスティーユが区役所などで採用されることを考えるとワクワクしてきますね。

    ネームスペース・モザイク

    この2つは現状のWEBに置き換えると分かりやすいです。

    ドメイン=ネームスペース

    モザイク(トークン)=ページや文字、画像

    NEMのブロックチェーン上にネームスペースを作り、その中でモザイクを作成します。モザイクは他の通貨でいうところのトークンと同じ意味です。

    作ったモザイクでできることは

    • モザイクに名前をつける
    • 説明文を載せられる
    • 作成したモザイクの取引に手数料を発生させる

    などがあります。今のところ利用価値がないと考えてもいいでしょう。

    ただ今後モザイクでできることを増やしていく可能性があり、使い道がでてくればNEMの利用者も増え価値は高まっていくことが期待できますね。

    マルチシグ

    1つの金庫に対して2つ以上のカギがあり、同時にカギを使用しなければ開けられないようになっている仕組みのことをマルチシグといいます。

    この仕組みによって、1人のアカウントが何者かにハッキングされたとしても、他の人の承認がなければ金庫を開けられないので盗まれる心配がありません。2017年1月に起きたコインチェックのNEM盗難事件では、マルチシグを設定してないため盗まれてしまいました。

    Voting

    ブロックチェーンを利用した投票システムです。改ざんできない投票ツールのため、選挙や重要な議決に利用されるかもしれません。

    このようにNEMにはIT技術者などプログラミング知識がない人でも利用できるAPI機能があるため、誰でもブロックチェーン技術の恩恵を受けることができます。

    NEM(ネム)の将来性・今後を考察

    NEMの特徴が分かったところで、今後価格がどのように推移していくのか、現在分かっているNEMの状況を確認してみましょう。

    mijinとの関係

    mijinとはZaifを運営している会社「テックビューロ」が製作したプライベートブロックチェーンです。

    プライベートブロックチェーンとは特定の企業内や企業同士で利用な可能なブロックチェーンです。mijinを利用するにはZaifに利用料を支払う必要があります。

    NEMの将来性を語る上でmijinとの関係は切っても切り離せない関係にあります。なぜかというと、mijinはネムの技術を利用したブロックチェーンであり、mijinの知名度が広まればネムの評判も良くなっていきます。

    mijinでアップデートされたカタパルト2.0がNEMにも実装される予定となっています。

    カタパルトが実装される

    NEMの機能をアップデートするプロジェクトのことを「カタパルト」と呼んでいます。

    次に実装されるカタパルトのバージョンは2.0。当初の予定では、2017年に実装される予定でしたが、まだされてません。(NEM財団ロン氏によると2018年中とのことです。)

    カタパルトによって追加・変更される機能は以下通り

    • プログラミング言語の変更 JAVA⇒C++
    • 送金処理能力の向上
    • アグリゲート・トランザクション

    処理速度の向上

    今回追加されるカタパルトの機能で最も注目されているのが処理速度の向上です。

    ブロックチェーンは便利な仕組みなのですが、送金システムや膨大な情報を処理できるようなシステムとして実用化できるほど処理機能が高くありません。

    実際にビットコインやイーサリアムでは処理速度が遅いことが原因で送金しても相手に着金するまでに数時間~数日かかっていたことがあります。

    しかしNEMでは、カタパルト実装後「3000~4000件/秒」の処理速度が実証されました。毎秒3000~4000件のトランザクションを処理できるのがどのくらいすごいのか他の通貨と比較すると

    通貨名 処理能力
    ビットコイン 7件/秒
    イーサリアム 15件/秒
    リップル 1000件/秒
    ネム 3000~4000件/秒

    圧倒的ですね。カタパルトが実装されれば、送金が遅れることもなくスムースに取引が可能になります。

    アグリゲート・トランザクション

    アグリゲーショントランザクションとは、複数の取引を1つにまとめて、それぞれの条件が成立されたら同時に決済する仕組みのことです。

    要するにエスクローサービスですね。

    簡単に説明すると

    1. AさんがBさんに10万円支払う
    2. BさんがAさんに100XEM支払う

    この2つの取引を行うとき、Bさんが悪者でAさんの10万円を受けとり100XEM支払わずに持ち逃げする危険があります。それを防ぐために、信頼できる第三者であるCさんに双方のお金を預けておき、Cさんは両者からの送金が確認出来たらAさんに100XEM、Bさんに10万円を支払う仕組みです。

    1. AさんがCさんに10万円支払う
    2. BさんがCさんに100XEM支払う
    3. Cさんは2人からお金を受け取ったらAさんに100XEM、Bさんに10万円を支払う

    この第三者であるCさんの役割をしてくれるのがエスクローサービスです。ただエスクローサービスは手数料が高く、支払額の10~20%ほど支払わなければいけませんでした。

    しかしアグリゲート・トランザクションを利用すれば少額の手数料で第三者の役割を担ってくれるのです。

    コミュニティが盛り上がってる

    NEMには渋谷にある「nem bar」をはじめ、ネム支払いに対応したフリマのイベントも開催されています。街頭では、うちわを配ったり、NEMの啓剛活動に努めている人が多くいます。主にNEMの理念である「富の分散」に賛同しています。

    通貨の価値はコミュニティの強さにも比例します。通貨の理念に賛同しNEMを利用する人が増えれば通貨の価格も上がるため、投資先としては魅力的な通貨であると考えます。

    COMSAでNEMが使われる

    COMSAはテックビューロがICOを支援するために作られたプロジェクトです。主にホワイトペーパーの作成や既存ビジネスにおけるアセットのトークン化。プライベートブロックチェーンmijinの提供があります。

    ICOとは、(Initial Coin Offerings)の略でトークンと呼ばれる仮想通貨を発行し、それを販売することでプロジェクトの研究費や開発費、広告費を集める資金調達方法です。株式と同じイメージでOKです。

    NEM/XEMを取扱う取引所が増えればチャンス

    2018年2月現在、NEM/XEMを取扱っている取引所は国内海外合わせて約20ヵ所しかありません。これからバイナンスなどの海外有名仮想通貨取引所に上場することがあれば価格が上昇することが考えれます。

    コインチェックのNEM盗難事件があってから話が流れてしまいましたが、バイナンスにも上場することが検討されているとの情報もTwitter上では公開されていましたので、今後様々な取引所に上場する可能性を含んでいる通貨です。

    コインチェックのNEM盗難事件による影響

    まだ記憶に新しいのが2018年1月にコインチェックで発生した580億円相当の5.2憶XEMが盗難された事件です。

    この事件がきっかけでNEMの知名度を良くも悪くも上げてしまったわけですが、今後の価格に影響を及ぼすのでしょうか?この件については、ただの盗難事件ではなくなり、盗まれたXEMが入っているウォレットを特定できるようにしたことで取引所での売買ができなくなりました。その結果、犯人が不特定多数のウォレットにXEMを送りつける事態になりました。

    犯人からXEMを受け取った個人は犯人特定のためのモザイクが送付されるのため、取引所に入金できなくなったり警察から事情聴取を受けたりする可能性があるとのことです。そのリスクを避けるためにXEMを売却する可能性はあります。

    ただNEM自体に何か問題があるわけではないので、価格が安くなっている今のタイミングは買い時だと言えます。

    TwitterでNEM最新情報をチェックしよう

    これからNEMに投資する、投資する予定の方はTwitterで最新情報をチェックしておきましょう。

    仮想通貨は情報が古くなるスピードが恐ろしく早いです。1週間仮想通貨の情報を追わなかっただけで浦島太郎状態になっていることがあります。GoogleやYahoo!で検索して出てくる情報は既に古い情報の可能性もありますからね。

    NEMの価格・チャート

    2017年2月までNEMは1円未満でした。しかし同年5月には30円まで上昇し、2018年の1月には200円以上になりました。
    ここではNEMの価格が上がった要因を時系列に沿って解説していきます。

    2017年4月から5月にかけてNEMの価格が上昇

    10円未満を推移していた価格が4月から5月に入り高騰。5月下旬には40円を目指す勢いでした。
    仮想通貨市場全体の時価総額も上昇している時期でこの頃から「仮想通貨が熱い!?」という話を良く聞くようになりました。

    2017年8月に下降トレンドだったNEMが再び40円を目指す

    5月から8月まで仮想通貨市場の時価総額は横ばい。ビットコインの分裂問題があったことから仮想通貨投資に慎重な姿勢にとなっていました。

    しかしビットコインからビットコインキャッシュ(BCH)の分裂による影響も少なく、安堵感が広がると仮想通貨市場はさらに過熱。

    一時10円未満まで下がっていた価格が再び40円を目指す展開になりました。

    2017年12月から2018年1月にかけて価格が6倍に上昇

    2017年12月上旬は40円だった価格が1月には245円まで上昇しました。例年1月は仮想通貨市場全体で価格が上昇する傾向にあることから、それを見越しての資金が投入されたことが考えられます。

    2018年1月26日コインチェック盗難事件を機に価格が下落

    仮想通貨全体の時価総額の減少と国内仮想通貨取引所の「コインチェック」で起きた約580億円相当のNEM盗難事件がきっかけで、価格は一気に下落。

    1月中旬から2月で100円以上下落。2018年2月28日現在は40円付近で推移しています。

    「仮想通貨は儲かる」と聞いて12月から参入してきた人は、多額の含み損を抱える結果になりました。

    仮想通貨投資は価格変動が激しく、儲かるときは儲かりますが、逆に損している人がいることを忘れてはいけませんね。

    NEMの買い方・購入方法

    NEMは国内仮想通貨取引所【Zaif】で簡単に購入することができます。

    詳細はこちらのページに記載しています。

    まとめ

    • ビットコインとの違いは総発行枚数と取引承認方法
    • ネムの特徴は誰でも使えるアプリケーションが豊富
    • 開発陣、コミュニティが強力で将来性抜群
    • ネム盗難事件はネムが原因ではなく取引所のセキュリティ対策不足

    ネムについてこれだけ知っていれば、明日から周りの人に「ネム(NEM)って何?」と聞かれてもしっかり答えられて仮想通貨に詳しい人の称号を得られますよ。

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